ツナグマデザインのできることと経歴の全て
ツナグマデザインの実際のスキルと経歴を、 なるべく完全な状態でお披露目する目的のページです。 解像度高くスキルとその信憑性をご判断いただけるように書いていたら、 結果的に膨大な自分語りになってしまいました… お見苦しい雑文ご容赦ください。 それでもお付き合いいただける方は見出しだけでもご覧いただけると嬉しいです!
ツナグマデザインのできること
上流で企画とデザインと開発ができます。 動画も作れますし、ほぼなんでもできます。
ざっくり自己紹介
とにかくいっぱい経験してきました。
自己紹介が下手なのは自覚してます
普段の自己紹介では以上のように言うしかないので、 結局不完全燃焼だったりします。 (たいてい透明にされます) なので、ここでは思い切って、全スキル&全経歴を完全に披露させてもらいます。 以降に書いてあることは全て「経験したので確実にできること」です。 もちろん、得意ゾーンとそうでもないゾーンとはありますが、 それでも結構な範囲だと思うので、 幅の広さを食らえ!という感じで行かせてください。
ツナグマデザインのできること全て
大量にありますが
一つの項目ごとに
見出し:どのくらいのレベルできるのか?
箇条書き:使える周辺技術やコメント
の順で書いて整理しています。
前述の方針通り「スキルはあるけど実案件でやってないこと」
は掲載していません!
また、グルーピングは恣意的なのでその点もご了承ください。
上流系でできること
✅ 要件定義
デザインと企画が自分でできるので、ここは強いくらい
- ビジネス要求からシステム要件に落とし込み
- ステークホルダーへのヒアリング
- 要件の整理と優先順位付け
- デザイン・開発の両面から実現可能性を判断
- モックアップ(PoC)まで自分で作れる
- 中規模までは、実開発もそのまま一貫して担当
- 大規模案件では、企画→要件定義→PoC制作までを担当とすることが多い
✅ 情報設計 / IA
情報設計だけでコンペの用心棒をやって勝ったことあるくらい
- ビジネスの観点からの演繹重視
- 企画と同一視している
- サイト構造・画面遷移の設計
- コンテンツ構造や内容の整理と立案
- ユーザー導線の設計
✅ プロジェクトマネジメント
中~やや大規模案件がメイン(1000万~5000万円)。最大で1億円規模まで経験ありくらい
- 企画・デザイン寄りなので、顧客折衝や初動は強め
- 受注からの流れでやる系のみしか経験ない
- 開発の進行管理系はそこそこ(管理専業PMほどではない)
- その代わり意思決定と要件整理と説明は強い
- インフラできないので、PLかインフラ担当は別途必須
- 逆に、UXやフロントの解像度はかなり高い
- 開発出身のPMではないのは長所と認識
✅ クリエイティブディレクション
結構有名な企業の販促キャンペーンやったぜくらい
- 大手代理店系とは無関係にやれたのは誇り
- 説明も難しいし、スキルの証明も難しいので、やれるとしかいえないのが悩み
✅ ブランディング
ちゃんと上場企業のブランディング何回もやってるよくらい
- ビジネス観点での要求整理
- ブランド戦略・戦術策定
- コンセプトメイキング
- ブランドアイデンティティの策定
- 各種制作(ロゴ・ガイドライン・ツール等)
- 社内のブランド推進施策
- ブランド教育体制構築
✅ プレゼンテーション
コンペはだいたいの大手代理店に勝ったことあるくらい
- コンペで勝たないと売り上げが立たない環境の修羅で数年
- なので弱者の戦術の方が得意
- 他社でコンペのサポート経験も多数(用心棒)
- ただし、話術のプロではない
- あくまで、企画と資料作成とセットだから強いやつ
✅ 資料作成
提案書は日常的に作ってるくらい
- 企画書・提案書作成は自信しかない
- ビジュアルとロジックを両立させた資料が得意
- デザインできるので、企画から超一貫
- Keynoteを使います
✅ ファシリテーション
ブランディングとか、定例会議系はお任せくださいくらい
- 代表と重役いる系の場でファシれるくらい
- 得意だけど、好きなわけではないのですぐ疲れる
- 実際は、クリエイターのスキルを活かしてリーディングしているのでズルかもしれない
デザインでできること
✅ Webデザイン
リニューアルすると、高確率で指標数値が上がるくらい
- ビジネスの要求整理から仕上げまで
- Web上のUXの話も含む
- Illustratorかなり使えます
- Photoshopちゃんと使えます
✅ UI/UXデザイン(アプリ系)
ちゃんと上場企業のサービスのデザインでも主担当でやれるくらい
- toCのスマホアプリも経験済み
- toBの業務アプリも経験済み
- Figmaデザインシステム作れます
- ただ、UX案件は得意ゾーンではないというか、すごく好きなわけではない
✅ グラフィックデザイン
ポスター的なものや交通広告やったことあるくらい
- 企画立案
- Illustratorなどによる実制作
- 入稿作業周辺(そんなに色校正とかは得意じゃない)
✅ イラスト制作
必要に応じて制作できるくらい
- 案件で必要なイラストは自分で制作
- ベクターイラストのみ
- イラストレーター専業ではないが、デザインに必要な範囲は対応
- 絵師とかではない
✅ ロゴデザイン
専業じゃない割には結構な数をやれているくらい
- 大抵はブランディングの流れで受注
- ロゴだけを作ることはまずない
- なので、企画や提案と必ずセット
✅ アートディレクション
結構有名なアパレル企業のカタログ作れるぜくらい
- 撮影現場の諸々
- 絵コンテの準備
- 香盤表やら地味タスクも一応
- グラフィックデザイナーへの指示まで
✅ パッケージデザイン
一応経験あるけど、出来ると言えるかは微妙なラインくらい
- やっぱり専業の方には全然及ばない
- 案件を終わらせる程度にはできた
✅ 展示会デザイン
数年に一回はやるなぁ。くらい
- 企画提案から
- ものすごく得意なわけではない
- かといって事故ることもない程度
✅ 動画制作
あの会社の展示会用のプロモ映像作ったことあるぜくらい
- After Effects普通に使えます
- Premiere Proは昔は普通に使っていたけど最近は触ってない
- 素材ごと自分で作るときは強くて、撮影素材使う場合は中の下くらい
✅ UIアニメーション・モーショングラフィックス
Flash時代の亡霊
- Flash時代はこれが主戦場だったので自信しかない
- 今でもjsやcssで翻訳しつつできます
✅ Web広告
結構有名な企業のWeb広告で結果出したぜくらい
- バナーとLPの企画
- インサイトの抽出
- 分析はそこそこレベル
- 実制作はゴリゴリ
フロントエンド開発でできること(得意領域)
✅ 設計
画面設計とコンポーネント設計は得意くらい
- 画面設計(ワイヤー・遷移図)
- コンポーネント設計(React/Vue)
- 状態管理の設計
- DB設計は関与するが主担当ではない
- インフラ設計はできない
✅ Next.js / Nuxt.js
上場企業のサービスサイトでPMとして回しているくらい
- 最近はこればっかり
- Nuxtも普通に使えます
✅ Vue.js
アウトラインプロセッサを趣味で作れるくらい
- 普通に使えます
- Reactより好み
- Viteも好き
✅ React
生活インフラ系のあの会社のプレゼンアプリでフロント実装したぜくらい
- 普通に使えます
- ReactかVue.jsかだとVueの方が好み
- だけど、Reactも好き
- だけど関数型風コンセプトは微妙かも
✅ JavaScript / TypeScript
初学者向けに大学で講義したことあるくらい
- TypeScript現役で使ってます
- とはいえJavaScriptをパズルみたいには使うのは無理
- JavaScriptの自由さは全然好きじゃない
✅ HTML + CSS(SCSS)
自作のCSSライブラリ作って案件で使ってるぜくらい
- Tailwindの悪口を言える
- 使ってないとすぐに置いてかれるのには気付いている
- CSSは、ダサく書くくらいがいいと思っている
✅ HTMLCanvas
スマホ用のブラウザアクションゲーム作れるくらい
- しょぼくてよければ、自作ライブラリを車輪の再発明できると思う
- PixiJSとかが好きなわけではない(あんまり使わない)
- まだCreateJSが好き
✅ UIアニメーション実装
キャリア初期はこれだけで食ってきたくらい
- Flash時代を生きた者として当然のスキル
- jsやcssなどの言語やツールに依らず実現可能
バックエンド開発でできること
✅ サーバーレス
現役で案件で使ってますくらい
- VercelとAmplify
- わざわざスキルとして書くほどでもないですが
✅ Node.js
最近は触ってないがやろうと思えば多分やれるくらい
- 一応使ったことがあるけど…程度のスキル
- 趣味制作では結構使ってるので微妙なところ
- 自信があるわけではないが、好きではある
- 一応ギリ案件では使ったことあるので記載
✅ PHP
できるとはいえないけど、やったことはあるくらい
- どうしてもの時に書いていた時代がある
- 好きでも得意でもない
- ただ、昔案件で使ったことはあるので一応書いただけ
その他開発関連でできること
✅ WebSocket
オンライン対戦のミニゲーム作れるくらい
- 常にやろうと思えばやれる程度
- 一応ギリ案件だったので記載
✅ Flash + ActionScript3.0
大手の仕事を飽きるほどやったぜくらい
- これは自信しかない
- というかこれしかできなくてキャリア序盤は苦労した
- 需要がないのは知っています
✅ Dart
出たばっかりの頃に、ブラウザゲーム作ってみたくらい
- 10年くらい前の話
- 今どうなっているのかはキャッチアップできていない
- 一応ギリ案件だったので記載
✅ Wordpress
やれと言われれば使えるくらい
- 好きな方には申し訳ないけどContentful派
- 今時ノーコードツールにもCMSあるしね…
- だいぶご無沙汰
- ただ、昔案件で使ったことはあるので一応書きました
✅ ECサイト構築
やれと言われれば使えるくらい
- Shopifyはテンプレ独自作成可能
- BASEは経験済み
- Squareは経験済み
色々なできること
✅ 講師・教育
大学で講義したことあるくらい
- 2019年:国立大学でJavaScript講義
- 2020年~:某省系の教育プログラムでデザイン講義
- 初学者に教えられるレベルの説明力
- 噛み砕いて伝えるのは得意
- 企業向けワークショップもよく行います
✅ ライティング
企画書とWebコンテンツは書けるくらい
- 企画書・提案書のライティング
- Webコンテンツのライティング
- 広告コピーライティング(バナー・LP等)
- 結構有名なエンジニアの記事経験あり
- ただし、長文や専門的な文章は無理
- 文章の専門家とは言えないが、苦手でもない程度
✅ ビジネスツール
普通に使えるくらい
- Excel等の表計算
- 日常的な業務効率化ツール
- 特別得意なわけではないけど困らない程度
できないこと
✖️ 技術的にできないこと
- インフラ設計・運用
- ネイティブアプリ開発
- BI設計・高度なデータ分析
- セキュリティ専業業務
✖️ 方針としてやらないこと
- 多重請け構造の案件
- 企画がすでに固まっており、裁量がほぼゼロの案件
- 保守案件(既存システムの維持のみを目的としたもの)
- 指示通りに作業するだけのデザイン業務
- 進行管理専業のPM業務
- 広告運用のみ・数値運用のみの案件
このスキルに至る経歴全て
ここからは、以上のスキルを得るに至った経歴を掲載します
~2007年
- モラトリアムを経てDTP(印刷物のデザイン)の専門学校へ
- とりあえずのゴールは「アートディレクターになること」と先生に教わった
- けど全く就職が決まらずDTPの道を諦める
- 少しだけ新卒採用があったWebや動画系にも応募
2007年4月 - 2010年6月|一社目「マルチメディア系制作会社」
- マルチメディア系制作会社でデザイナーとして何とか採用してもらった
- 入社試験が「1ヶ月でFlash覚えて何か作れ」
- そこで「Flashでのアニメーションコンテンツ制作」を習得
- Webデザインはほぼなく、とにかくFlashのコンテンツを作る会社
- なのでこの時期のデザイン=Flashコンテンツのデザイン(広い意味ではWebだけど)
- なのでこの時期の実装=ActionScript3.0の話(Web標準とかじゃない)
📖 e-learningコンテンツで、Flashアニメーションを学ぶ
- クライアントが某大手教育系出版社で、そこのコンテンツをとにかく大量に作った
- ひたすら量産し UIデザイン を習得
📖 パンフレット作りを経て、印刷物の流れを全て学ぶ
- 完全な印刷物の仕事(本来学校で習ってたスキル)
- 実際の案件での勘所を学ぶ
- グラフィックデザイン を習得
📖 動画の撮影・編集を学ぶ
- 元々動画制作会社だったことで度々案件発生
- 撮影中に動いて足音を出すと怒られることを学習
- 撮影関係の諸々 を習得
- 流れで After Effects を習得
- 流れで DVDオーサリング も習得。そして忘却
📖 音声収録のスタジオでの作法を学ぶ
- e-learningのコンテンツに声優がアフレコするので頻発
- 脚本をホチキスで止めるとめくり音がするので怒られることを学習
- 猫型ロボットの声の人の伝説を知る
- 収録スタジオ関係の諸々 を習得。そして忘却。
📖 企画の作り方を学ぶ
- 幸いなことに、クライアントの大手企業が提案を聞いてくれる関係
- 頑張って先輩の協力のもと自主提案
- 見事受注
- 企画提案 を習得
📖 Flashオーサリングを学ぶ
- Flashアニメーションだけでは物足りなくなっていた
- 後輩のJava使いに、プログラミング最初の一歩を教えてもらった
- クラスベースオブジェクト指向の初歩 を習得
- プログラミングは自習できることも知る
- プログラミング を習得
- 以降、徐々にコンテンツの実装側もやるようになっていく
「もっと色々な仕事がやりたい」と言う若さが爆発して転職
2010年7月 - 2012年11月|二社目「女性向けアパレル特化Webデザイン会社」
- 女性誌を基盤としたWeb制作会社に転職
- 見事に女性向けのアパレルのWebのみ
- ブランドサイトは当時普通のFlashサイト
- ECサイトの構築もしていて、そっちは当然普通のHTML
- デザイナーではなくFlasher(Flashエンジニア)として採用
- なぜかデザインできる旨が伝わってなかった
- つまり、おしゃれなデザインやりたくて転職したのに実装役になっちゃった
📖 オブジェクト指向の切実さを実案件で学ぶ
- ちゃんと設計できてなくて撃沈する前任者を目撃
- 自身のスキルが低すぎることを自覚し、必死で独学
- 案件の中でヒヤヒヤしながらスキルアップ
- クラスベースオブジェクト指向の実践 を習得
- この頃、Flashがオブジェクト指向な事に急に気付く
- ActionScript 3.0 を習得
📖 普通のWebサイトのデザインを学ぶ
- 入社して2年後くらいにデザインできる旨が伝わり、実行
- 生まれて初めて、Flashではない普通のWebサイトのデザインをした
- Webサイトのデザイン を習得
📖 HTMLとCSSが普通なことを学ぶ
- この会社で初めて、普通のWebサイトはHTMLとCSSで出来ていることを知る
- そのくらいFlashサイトしかやっていなかったので異端児扱い
- Webサイトの常識 を習得
- ただ、機会は無かったのでこの時点では興味がなく、実際の習得はずっと先
📖 JavaScript(というかjQuery)を学ぶ
- JavaScriptがActionScript3.0の仲間(EcmaScript)なのは知っていた
- 知っていたが、何に使うものかはわかっていなかった
- この頃、Flashが終わり始めていたので、ちょっとした動きをjQuery版に切り替えるのが流行っていた
- jQuery を渋々習得
- 実際に、jQueryってJavaScriptなんだ~の順番なので先にjQuery
- そのうち、JavaScriptとActionScript3.0のシンタックスが全く同じなのにやっと気づいた
- JavaScript を習得
📖 この世にはバックエンド(PHP)と言うものが存在することを学ぶ
- Flashから入ったので、普通のWebのことが全くわかっていなかった
- この時点では、ぼんやりと存在を認知したのみ
- バックエンドの存在 を習得
📖 アートディレクションを学ぶ
- 代官山界隈のそっち系の人たちを仕事上近場で観察することに
- 審美的な物事の感性や、色々な立ち回りを、非言語的に受信
- アートディレクション を習得
📖 社内コンペを学ぶ
- 会社の方針として、Webデザイン(Flashサイト)は毎回社内コンペ
- 実装だけが嫌になってきて、積極的に参加をするようにした
- コンペ初歩編 を習得
- エンジニアなのにデザインするんだ?(イライラ)な空気になった
- ここらへんから、エンジニアなのかデザイナーなのかどちらかに特化せねば!と言う強迫観念に取り憑かれ始める
「主役として仕事をしたい!」との思いで転職
2012年12月 - 2014年4月|三社目「アパレル特化デザイン・マーケティング会社」
- 前職が、結局「案件の裏方役」扱いだったのが嫌になり「デザイナーとしての主役」を目指した
- でも、色々やりすぎてて逆にデザインに自信が無かったので、結局「何でもできますPR」で入ってしまった
- 結果的にデザイン部ではなく、新設されたばかりのシステム部での採用になった
- デザイン部は花形なので、有名美大&桑沢しか入れないルールを後から知る
- 要はデザイン少しわかる便利屋が欲しいタイミングだった
- デザイン部への異動も不可能なのも後から知った
- なので、実はこの時点で転職した意味は全然無かった
📖 ちゃんとしたブラック企業を学ぶ
- 実績の華々しさに憧れて入ったが、蓋を開けたらわかりやすい昭和感の制作会社
- 入社初日に社員が失踪したと聞かされる
- 社長より先に帰ると即クビルール
- 室内にタバコの煙が充満しすぎて肺の病気になる人出現
- でも儲かっているという不思議な会社
- クライアントは誰もが知っているアパレル企業ばかり
- 後で知るが、営業力が異常に強くて制作力はそこそこという歪な会社だったのもつらみの理由
- 理不尽にじっと耐える を習得
📖 グローバル企業の考えていることを学ぶ
- かなりのグローバル企業の担当になった
- 経緯としては、前任者が3人くらい立て続けに撃沈したので、器用そうだという理由で部署は違うが抜擢
- 本来はアートディレクターの位置なのだが、会社的な事情でそうは言えないので「システムマネージャー」と言うよく分からない肩書きを付けられた(それが不幸の始まりだったのはこの時点では知る由もない)
- しかし、そのレベルの決裁者との直接対応のおかげでかなりの勉強になった
- 実践のビジネス思考 を習得
📖 ブランド運営を学ぶ
- 本やネットでは決して得ることのできないリアルすぎるブランディングの実践を体感
- ブランディング如何によって運命が別れる様を間近で見て恐怖した
- ブランディングの考え方 を習得
📖 マーケティングを学ぶ
- いわゆるWebマーケティングじゃなくて、マーケティング的なマーケティング
- そんないわゆる自称マーケターがリアルなビジネスパーソンにボコボコにされるのを目の前で目撃
- 何事も机上の空論は使えないのだなと感じる
- マーケティングの考え方 を習得
📖 コンサルテーション(風)を学ぶ
- コンサル会社のコンサル現場に色々な事情で同席
- そして、目の前でクライアントに問い詰められ撃沈するのも目撃
- その後、なぜか自分が偽コンサルとして案件を引き継ぐことになる
- 正直偽物とバレているのだが、何とか完了をさせることはできた
- コンサルテーション(の真似事) を習得
- クライアントにパワポが汚くて編集しにくいとずっと怒られる
- パワポ を習得。そして忘却
📖 クリエイティブディレクションを学ぶ
- 偉い人相手だと「意匠の話」だけしても何も提案が通らないのを認識
- それが前任者が立て続けに撃沈した理由と気づいた
- つまりアートディレクションも大事だが、その前段がもっと大事なことを知る
- 紆余曲折を経て クリエイティブディレクション を習得
- ただし、当然正解のない世界なので果たしてちゃんと出来ているのかは今でも分からない
📖 タレントとの仕事の仕方を学ぶ
- 毎月タレント撮影とインタビューを含むWebコンテンツの担当になった
- タレントのブッキング、撮影場所やスタッフの確保など タレント仕事の諸々取り回し を習得
- 色々な芸能事務所のそれぞれの癖を把握(と言うよりマネージャーの癖なのだろうが)
📖 プロジェクトマネジメントを学ぶ
- 「システムマネージャー」肩書きのせいで、システムに詳しいとクライアントに勘違いされた結果、大手企業のECサイトの開発責任者にぬるっと就任
- 会社のシステム開発への解像度が低すぎたせいで「そんなの簡単やろ」でやらされた
- この時点で、システムの知識は「Flashは何でもできるが、WebとはHTMLとCSSでできている」のみ
- しかし、もう案件は受注済みと言う地獄(相手は大手)
- 下記の修羅場を経て プロジェクトマネジメントのきっかけ を習得
📖 修羅場を学ぶ
- 何も知らないので、プログラミングの基礎、開発の基礎、Webの基礎を自習開始
- 自習したことが合っているかも分からないし、実践で試すこともできないので不安の嵐
- この時に 普通のWeb開発の基礎知識 を習得
- 普段の仕事も終電当たり前な忙しさだったので、睡眠は贅沢品になった
- 修羅場エピソードは無限なので省略だが一部披露すると
- DNSがなぜかパリにある外部の会社管理
- インフラヒアリング会議が英語前提(英語喋れないのに)
- 発注した外注がIP制限を間違えて自社から遮断
- 公開直後CSSがあたってなく真っ白
- 修羅場は良くないという当たり前の事実 を習得
- そして、公開直後に過労で倒れる
- 健康第一という当たり前の事実 を習得
「健康に仕事したい」ので転職
2014年8月 - 2018年2月|四社目「人材派遣もやってるIT系システム開発会社」
- ダメージが残っていたので「地味で安全そうな会社」を探して転職活動
- 前職とあらゆる意味で真逆の会社を選択
- Web制作をしているデザイン会社寄りの部署と、システム開発の部署と、人材の部署があった
- Web制作の部署に配属
- マネージャーとか制作とかをまたやったら壊れると思ったので「プランナー」として再出発
- この時点ではデザインもFlashも捨てようと決心してた
📖 普通の会社は仕事が終われば普通に帰れることを学ぶ
- 定時で帰る人が多すぎてカルチャーショック
- 有給休暇を初体験
- 福利厚生を初体験
- 普通の会社の常識 を習得
📖 Webディレクションを学ぶ
- 顧客対応の経験値の高さから、結局フロントに立つことに
- でも、この時点では制作に戻る気はなかった。
- 色々あって「Webディレクター」の肩書きが追加された
- 前職と違い制作部隊が社内にいたので、調整業務の少なさに驚愕
- というか、外注じゃない人との協業が楽勝過ぎることを知る
- 他人に作業を任せる を習得
- Webディレクション を習得
📖 広告代理店という存在を学ぶ
- 今までの会社は、たまたま全て直取引のみだった
- しかしこの会社の場合は、ほぼ全ての案件が代理店経由
- 今まで普通だと思っていたが、そうでもないことを知る
- クライアントと直接話せないことに強烈な違和感
- 何より広告代理店の仕事のあんな感じに本気でびっくりした
- でも構造上そうなって仕方ないのも察する
- 業界の商流慣習の闇 を習得
- 代理店対応 を習得。そして後に意図的に忘却
📖 やらせるだけがディレクションじゃないを学ぶ
- 制作部に若手が多く、依頼した制作物のクオリティにモヤモヤすることが増えた
- ピンチの時に、仕方なく自分で手を動かして納品
- それ以来、指名が入るようになってしまった
- そんな経緯でヌルッと制作に復帰
- 以降、背中を見せる的な、スキルを教えながら一緒にやるマネジメントもあることに気づく
- プレイングマネージャー を習得
📖 Web広告を学ぶ
- パズルで有名な会社の広告のお仕事を受注
- 業界的にマーケティングというとWeb広告のことなのを悟る
- バナーやLPを作って成果を上げる
- Web広告 を習得
📖 UI/UXデザインを学ぶ
- UI/UXという言葉が出だした時期
- Flash時代はユーザビリティと言われてたのと似た領域
- キャリア初期にずっとUIデザインをしていた身としては違いがよくわからなかった
- UI/UX強い人と協業した結果、特に昔と変わらないことが判明
- 昔の時点でもUIだけではダメです。的な考えは普通にあったし
- ということで UI/UXデザイン を習得というかラベル付けかえ
📖 中間管理職
- 気づいたら課長になっていた
- 5人~10人くらいのマネジメントの業務が追加
- 勤怠管理や人事考課を初体験
- 案件業務以外に取られる時間の多さに驚愕
- 中間管理職 を習得
📖 フロントエンドを学ぶ
- フロントエンドエンジニアという言葉が湧き出した時期
- 夜中に帰ろうとしたら、オフィスの開発部の一角が騒がしい
- 心配なので声をかけてみたら、フロントエンドエンジニアがパニック状態
- jQueryとJavaで何かする案件が炎上しているのを知る
- JavaScriptではまっていて明日アップなのにまだ出来てないと
- その時点で22時くらい。テストアップは翌日12時目安。とのこと。
- JavaScriptなら何かわかるかも。とダメもとでソースを見せてもらった
- (実装できる旨を誰にも言ってなかったので、は?なんでお前?みたいな空気)
- 見たら、初歩的な非同期処理を理解してないだけっぽかった
- なので当人のスキル的に完成は不可能と判断し、引き受けることに
- 3時間くらいで完成させてあげた(終電は逃して久しぶりの会社泊)
- ということがあったので、自分のスキルが自己評価よりも高そうな気がしてきた
- その後も、試しに開発案件のJavaScript部分を請け負っていたが全然楽勝だった
- Flashの時よりだいぶ簡単な印象
- なのであまり高度なことでなければ、普通にエンジニアもできることを知れた
- ということで フロントエンド を習得というかラベル付けかえ
- でもこの時点でHTML+CSSはほとんど触っていないので変なのは承知
📖 プロデューサー
- 会社の事業部再編成の結果、気づいたら部長になっていた
- 前述の経緯もあり、Web制作だけでなくシステム開発人員も配下に含まれた
- 売り上げを自分で作らなくてはいけなくなった
- そこで、前職の経験を活かしブランディング提案で新規開拓を始める
- 既存の代理店に売上を頼ると、会社の未来がないと判断
- この時期以降は代理店とは距離を置くことを選択し、少しずつ切り替え
- 苦労したが新規&直請のみでチームの売り上げをなんとか作った
- プロデューサー業 を習得
- 提案型の営業術 を習得
📖 ガチのシステム開発を学ぶ
- 配下に開発人員が追加されたことで、再びシステムと向き合うことになる
- 幸い、経験豊富なPLやエンジニアが部下になった
- 標準的な手法を知り、あまりのちゃんとしてる具合にカルチャーショック
- チームがちゃんとしてれば、フロントに立つことがどんなに楽かを知り感動
- 自分なりのプロジェクトマネジメント を習得
📖 ガチのコンペを学ぶ
- 業界的なシステムのクラウド化が流行っていたタイミング
- 当時はDXではなくクラウド化って呼ばれてた
- ついでに色々刷新しましょう的なシステム開発コンペに呼ばれがちになる
- 大手SIerや有名会社に囲まれた大穴ポジション
- その中で勝つために色々手法を編み出す
- 弱者の戦術 を習得
- プレゼン を習得
- 結果、かなりの売り上げを取れるようになった
- システム開発は怖くない を習得
「会社で学べるスキルは全部得た」ので独立
2018年3月 - ツナグマデザイン(現役)
- デザイナーとしての力試しをしたくなった
- ブランディングに特化して頑張ろうと決意
- しかしその決意は…
📖 スタートアップを学ぶ
- あるスタートアップに参画
- 投資家向け資料制作 を習得
- 0からプロダクトを作る を習得
- すぐに音楽性の違いで離脱
📖 HTML+CSSを学ぶ
- スタートアップのWebプロダクトを自力でフロント実装するハメに
- HTML+CSSでのコーディングをちゃんとやったことがないのに気づく
- 独学で頑張りながら何とか実装
- リリースはできた
- HTML+CSSでの普通のコーディング を習得
- スキルの習得順がおかしいのは自覚している
- 結局実装やってるのが自分的に不服感
- 以降、しばらく実装案件は全断り方針へ
📖 大学での講義を学ぶ
- 大学のゲスト講義的なものをちょこちょこやるようになる
- 学生にとって分かりやすく楽しい資料を頑張って作る
- 講義 を習得
📖 完全に0からのブランディングを学ぶ
- 提案から社員教育までの全部盛りの案件を完遂
- まさに揺り籠から墓場まで
- 大きな自信になる
- 自分なりの ブランディング を習得
📖 普通に両方やればいいじゃんを学ぶ
- 専門学校の教育のせいで「専門に特化しているのが美しい」「色々中途半端に手を出すやつは二流だ」という呪いが根底にあった
- つまり、デザイナーとして成功するためにはエンジニアを捨てなくてはいけない思考
- でも、現場の期待としては、デザインも開発もどちらもあるのが当然なので、色々認識が合わずに心がずっとおかしかった
- その変な感じで10年以上もキャリアを過ごしていたが
- あるきっかけで「普通に、デザイナーとエンジニアも両方一流を目指す」でいいことに気づいた
- そもそも、特に誰からも「デザインも開発も両方やるやつはダメだ」と言われてはいなかった
- (読んでいる方にとっては、は?何言ってんの?でしかないでしょうが…)
- なので、伝わるかはわからないですが「普通のデザイナーの2倍」ってのはそういう意味でした
- 当然実装案件は全断り方針を撤回
- 二刀流 を習得
📖 モダンなフロントエンドを学ぶ
- というわけで現在進行形でやってます
- モダンなフロントエンド を習得しながら案件遂行中
📖 デザインは大切を学ぶ
- 開発をやっていると、デザインとの共通のスキルが大半であることに改めて気づく
- 特に上流部分はほぼ同じ
- なので、開発をやっているからこそ体感できる、デザインの大事さも改めて噛み締める日々
- ちゃんとしたデザイン を習得しながら案件遂行中
今ここです